窓から見える景色がきれいだと、気持ちが良いですよね。
しかし、肝心の窓が汚れていては、どんなにきれいな景色も台無しです。
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天気が晴れで日光が差し込んでいても、窓が汚れていては良い気分ではありません。
そこで、定期的に窓の掃除をしましょう。
「時間がかかるし、面倒くさい…」と思い、窓が汚れてもそのまま放置していませんか?
そんな方におすすめの簡単にできる窓の掃除方法があります。
短時間で済むので、空いた時間で掃除することができます。また、窓全体をきれいにする掃除方法も、合わせてご紹介します。
普段は簡単にガラスだけきれいにしておき、時間のある時に周りの掃除をしましょう。
この記事では、簡単にできる窓の掃除方法について解説しています。
窓の掃除範囲
まず、窓は3つの部分に分けることができます。
- ガラス
- 網戸
- サッシ/レール
これらは、材質や汚れが違うので、掃除方法を変える必要があります。
ですから、それぞれの特徴と汚れについて確認しておきましょう。
ガラス部分
外が見える透明な部分です。
ガラスの汚れは、見るだけですぐにわかります。
しかし、ガラスの外側と内側で汚れの種類が違います。
【ガラスの外側】
- 砂
- 花粉
- 水垢
- 排気ガス
窓の外側なので、汚れやすいです。
【ガラスの内側】
- ホコリ
- 指紋
- 油汚れ
部屋の種類にもよりますが、外側と比べて軽い汚れです。
キッチンが近いと、油汚れが付きやすいです。
網戸
網戸は窓の外側にあるため、ホコリ、花粉、砂などで汚れやすいです。
網戸に近づいてみると、隙間にホコリが詰まっているのがわかります。
サッシ・レール
サッシの下の部分は、特に汚れが溜まってしまう場所です。汚れが水分と混ざって固まっていることも多いです。
そのまま放っておくと、カビが発生する原因になります。
窓掃除の手順
それでは、部分ごとの掃除方法について解説していきます。
ガラス部分の窓拭きは新聞紙を使う
【必要なもの】
- 新聞紙(布巾でもOK)
- バケツ
- 中性洗剤
新聞紙は繊維が細かいので、ガラスに付いた汚れを吸着してくれます。また、新聞紙のインクには艶を出す効果もあります。
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新聞紙が無い場合は、布巾やマイクロファイバークロスなどで拭きましょう。
【掃除方法】
- 新聞紙を半分に切って丸める
- 丸めた新聞紙を濡らして、水拭き用にする
- 水拭きをする
- 濡れてない新聞紙で乾拭きをする
汚れが落ちない時は、少量の中性洗剤を付けてみましょう。拭き残しの無いように、横方向の次は縦方向に動かすのがポイントです。
水拭きだけだと水滴の跡が残るので、必ず乾拭きをしましょう。
【洗剤を使う場合】
まず、汚れの種類に合わせた洗剤を選びましょう。
内側に付いた油汚れなど『酸性の汚れ』には、アルカリ性の『セスキ炭酸ソーダ』を使います。
外側に付いた水垢など『アルカリ性の汚れ』には、酸性の『クエン酸』を使います。
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スプレーボトルに水を200mlと、どちらかの粉末を小さじ1杯入れて混ぜれば、洗剤の出来上がりです。ただし、洗剤を使った場合はしっかり拭き取りましょう。
もしガラスに残ってしまうと、ギラつきの原因になるので注意が必要です。
【ガラスの掃除がしづらい場合】
- クイックルワイパーなど、長い掃除用品を使う
- 両面ガラスクリーナーを使う
(※ガラスを挟んで磁石で固定しながら、内側と外側を同時に拭くことができる)
高い位置にある窓で足場が無い場合は、無理して掃除をするとケガをする可能性があるのでやめておきましょう。
網戸の汚れはクイックルワイパーなどで行う
【用意するもの】
- クイックルワイパー
- ウェットシート
【掃除方法】
床の掃除に使う『クイックルワイパー』を短くして使います。クイックルワイパーの先に、『ウェットシート』を付けて網戸を拭きましょう。
特に網戸の外側が汚れているので、ウェットシートが汚れたら取り替えて、繰り返し拭いていきます。
サッシ・レールは歯ブラシを利用
【用意するもの】
- 歯ブラシ
- 掃除機
- 中性洗剤
- ペットボトル
- 雑巾2枚
【掃除方法】
- 歯ブラシを使って汚れをかき出す
- 汚れを掃除機で吸い取る
- ペットボトルに水と少量の中性洗剤を入れて混ぜる
- 混ぜた洗剤で雑巾を濡らしながら、サッシの汚れを拭き取る
- 乾拭きをする
歯ブラシで取れない汚れは、先の細いものにウェットシートを巻いてこすりましょう。
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カビが発生している場合は、ジェルタイプの塩素系漂白剤がおすすめです。カビに直接塗っておき、5分ほど経ったらゴム手袋をして、ティッシュで拭き取りましょう。
塩素系漂白剤を使う時は、クエン酸などの『酸性の洗剤』と混ざらないように気を付けてください。
窓掃除をする時のベストな時期と天候
窓全体を掃除する時期は、【6月・12月】がおすすめです。
なぜなら、窓が汚れやすい時期は花粉や黄砂が飛んでくる『春』と、結露が発生する『冬』だからです。
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また、窓の掃除をする時は汚れを確認しやすい『曇りの日』か汚れが落ちやすい『湿度の高い日』がおすすめです。意外と思うかもしれませんが、晴れた日は窓の掃除に向いていません。
知らない間にホコリが溜まっているもう一つの場所、フローリングの掃除方法はこちらで紹介しています。